独書は毒っしょ

読書の記録

独書日記7〜『アクロイド殺人事件』アガサ=クリスティ〜

 

 お久しぶりです!!

 Amazon primeの沼にはまって抜けられなかったうどくです。ドラマやアニメを一気見できるのは恐ろしいものですね、、物語シリーズ恋物語まで一気に見れてしまうとはもう止まりません。(他にも一作品見てしまったというのは大きな声では言えません)やっと現実に戻ってきました。

 

ここから本題です。

 

 今回読んだ本はアガサ=クリスティアクロイド殺人事件です。

クリスティといえば『オリエント急行殺人事件』など名探偵ポアロが登場する作品が有名なミステリー作家です。皆さんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか。私も小学生の頃に親しみ、懐かしく思い今回に至ります。

 

 

 それでは感想パートです。

 

 

 今回の舞台はイギリスの田舎の小さな村で、そこで殺人事件が起きて…というベタな感じでストーリーが始まっていきます。ポアロに依頼された時点では事件の解決はあまりむずかしくないように思われるのですが、、

 この本の特徴の一つとして、その後の展開は他のミステリーとは(僕が読んできたものとは)異なっている部分があったと私は思うのです。

この話は物語が進めば進むほど事件の内実が明らかになっていくのではなく、不明瞭な部分(辻褄が合わない部分)が増えていきます。

 これには様々な要因がありますが、大きなものとしてポアロが考えをぼかすというところにあります。読んでいると「そこで話をやめるな!」と何度心の中(声に出てたかもしれません)つっこんだかわかりません。そんな訳で自分の中でコロコロと犯人と思う人は変わっていってきますが最後まではっきりした部分はわかんないんですよね、まどろっこしい…

 しかし、最後のおよそ30ページは圧巻です。事件の全容がこれまで多くを語ってこなかったポアロによって一気に明かにされます。

そして何よりこの本を読んだ人は最後に騙された!!!と思うのではないのでしょうか。もし、犯人を途中でわかった人がいたならぜひ探偵になることを推薦します。私が太鼓判を押しますよ。(え、いらないって?ヤメロオマエ)これまでの読みが覆されるようなクライマックスで二度読み必死の本です。2回目はニヤニヤにしながら読めますよ。二度美味しいそんな1冊でした!

 

 

 

 今回は久しぶりになってしまいました。(自分への戒めとして大事なことなので二回言いました)その代わりと言ってはなんですがいつも以上に気合が入っていませんか?入っていますよね!()やはり本はアニメとは違った良さがあっていいですね。またサボらずに読んで感想も書いていきたいと思っておりますのでこんな私ですがこれからもご愛読のほどよろしくを願いします。

今日もここまで読んでいただきありがとうございました😊最後は一言一人暮らし日記です。

 

一言一人暮らし日記:お風呂廃炉